“ I(アイ) ” のあるクリエイティブファクトリーを目指して
工場という土壌に培われるべきもの、それはイマジネーションであると考えます。量産型工場と異なり、私たち井上ヒーターは、エンジニアリングメーカー様などからのご依頼を受け、一品一様の熱交換器を開発・製造することを使命としています。そして、ユーザー様のご要望にお応えするためには、既成概念にとらわれないフレキシビリティーと、それをカタチにできるテクノロジーが必要です。
たとえば、私たちの工場は、画家のアトリエに似ています。ユーザー様の描く理想を実現しようとする技術者の情熱が絶えず根底にあり、何度も試行錯誤を繰り返すうちに、発想が生み出される。それが私lたちの考えるクリエイティブ・ファクトリーです。創業以来、井上ヒーターが業界のリーディングカンパニーであり続けるのは、切磋琢磨を忘れない社員たちの努力に他なりません。
「井上ヒーター株式会社/Inoue Heater Corporation」。
先頭の「 I 」を、私はモノづくりへの「愛」であり、お客様への「愛」であると思っています。
高品質であることはもちろん、全てのお客様の驚きと喜びにつながる製品を私たちは今も、これからも創り続けていきたいと考えています。
代表取締役 井上 雅晴
◎経営理念
1)目的理念
環境に優しい会社にします。
- 我社は、地域社会に優しい、クリーンな地球を汚さない企業を目指します。
- 熱交換技術の発展を通じて、人と未来の社会のために、資源の節約に努め、地球環境を守ることを目指します。
2)行動理念
顧客に優しい会社にします。
- 我社は、お客様に選ばれて使われて喜ばれ、役に立つことで、会社の発展永続になることを目指します。
- 我社は、熱交換技術をベースに次世代の創造者になることを目指します。
3)福祉理念
社員に優しい会社にします。
- 我社は、社員とその家族の幸せのために、仕事に生きがい・やりがいを感じる企業を目指します。
- 我社は、個人を尊重した明るい職場作りを目指します。
◎基本理念
常に顧客の満足度を考慮し、最高の品質を自負できる製品作りを心掛け、その製品を適切な価格で客先の希望通りの納期に供給することに全力を尽す。
◎基本方針
- 高い倫理観に基づいて行動する。誠実・謙虚・高潔・礼儀・規律。
- 全ての業務の質を高める。学び、考え、分析し、改善する。
- 人間尊重の経営をする。個人を尊重する・チームワークを重んじる・仕事を楽しむ・明るい職場にする。
◎行動方針
- 客先から信頼される。誠実な行動をする。迅速に対応する。周到に準備する。
- 限られた時間の中で、論理的に思考し、斬新な創造力を働かせる。努力・研究・スピード・熱意・イマジネーション。
- コミュニケーションを促進する。耳を傾ける・質問をする・意見を言う。
◎環境方針
【環境理念】
- 私たちは、熱交換器事業の発展を通じて、世界一ムダのない安全な工場を目指し、人と未来の社会のために熱の 有効活用に努めます。
- 地域社会に優しい、クリーンな地球を汚さない企業になるため、全社一丸となって自主的・積極的に環境保全活動 に取り組みます。
【行動指針】
- 低酸素社会へ対応するため、電力、化石燃料の使用を減らし、二酸化炭素排出量の削減を行います。
- 循環型社会へ対応するため、廃棄物の削減、再資源化の推進を行います。
- 水資源保全のため、水道排水量の削減を行います。
- 省エネ型製品の考案、提供及び地域での環境活動を通じて社会貢献を行います。
◎IHC 5Sスローガン
【1)整理 2)整頓】 スペースも財産、有効活用を心掛けよう!
- 今必要のないものは取り除こう
- 不要なものは廃棄しよう
- 決めたところへ保管しよう
【3)清掃 4)清潔】 明るく元気な職場にしよう!
- 毎日必ず掃除をしよう
- 機械器具の保守・点検をしよう
- 清潔な制服を正しく活用し、安全を守ろう
【5)躾】 職場も機械器具も新品のように磨こう!
- 笑顔で元気な挨拶をしよう
- 規律とルールはみんなで守ろう
- 人を大切に、マナーを守ろう
世界一ムダのない安全な工場にしよう!
◎会社概要
社 名:井上ヒーター株式会社
設 立:昭和41年4月1日(1966.4.1.)
資本金 :1,000万円
代表者 :代表取締役 井上雅晴
従業員数:30名
取引銀行:池田泉州銀行 夙川支店/日本政策金融公庫中小企業事業 大阪西支店/播州信用金庫 今津支店/北おおさか信用金庫 梅田支店/りそな銀行 都島支店/兵庫ひまわり信用組合 西宮支店
◎本社工場の概要
工場所在地:西宮市西宮浜4丁目1番43号
・敷地総面積 :2,701m2
・事務所/工場:1,311m2
・酸洗処理場 :43m2
・食堂/厚生室/倉庫/その他 175m2
◎営業品目
フィンチューブタイプ熱交換器/熱風発生装置/冷暖房・空気調和装置・排熱回収用エコノマイザ/ルーツブロワー用空気冷却器/小型乾燥機/その他特殊熱交換器
◎会社沿革
- 明治45年6月(1912)井上昌二が大阪市北区与力町にて、井上鉄工所 を創設。
- 昭和4年5月(1929)我が国において、最初のエロフィンチューブの製法を完成。特許取得。
- 昭和41年4月(1966)井上金属工業株式会社より分離独立。各種ヒーター、クーラー、熱交換器類の専門メーカーとして、井上ヒーター株式会社を設立。本社並びに工場を大阪市都島区に置き、製造開始。
- 平成10年9月(1998)ボイラ、第一種圧力容器製造認可工場となる。(大基安許第209-1号)
- 平成12年9月(2000)ISO9001認証取得(登録番号:00QR・396)
- 平成15年9月(2003)ISO9001・2000年度版認証取得
- 平成16年6月(2004)中小企業経営革新支援法の認可取得
- 平成17年9月(2005)西宮新工場へ本社工場移転
- 平成18年(2006)中小企業経営革新支援法の期間延長認可取得。ひょうご中小企業技術評価制度の認可取得。
- 平成19年(2007)川重テクノロジーと共同開発したCEAを導入する。
- 平成20年(2008)熱ひずみや応力割れに対してCAEを用いて解析スタートさせる。関西の優良メーカー70社 2008年に掲載される
- 平成21年(2009)社内にテスト機設置。
- 平成22年(2010)ホームページのリニューアル。
- 平成24年(2012)関西の優良メーカー111社 2012年に掲載される。国立大学法人東京大学 鹿園教授と産学連携に取り組む。
- 平成25年(2013)「平成24年度ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」に応募・採択される。
「熱効率を大幅に向上させる新型フィンの試作開発と実証テスト」社有車を電気自動車へ・工場にEVステーションを設置。 - 平成26年(2014)新型アルミフィンの試作開発に成功。特許の出願。西宮工場に100KWの太陽光パネル設置・発電を開始する。
自社テスト機用に新たに新型ボイラー設置。
「平成25年度ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」に応募。2年連続採択される。
「ステンレス製コンパクト高温空気熱交換器」 - 平成27年(2015)「ステンレス製コンパクト高温空気熱交換器」の開発に着手し、新型ステンレスフィンの試作開発に成功。実用新案を取得する。
2015年度「関西ものづくり新撰」に応募。近畿経済局から表彰される。
工場内に新型プレス機を導入し、新型フィン作りの生産体制を開始。
西宮工場・事務棟の全社LEDライトを実現する。
イプロスに「会社案内」の掲載を本格的に開始する。 - 平成28年(2016)50周年を迎えてホームページをリニューアルする。
中小機構近畿が運営するマッチングサイト『ジェグテック』に選定される。 - 平成29年(2017)出願していた新型アルミフィンの特許が登録される。
西宮市から技術力や研究開発が認められて、「NISHINOMIYA TECH PRIZE」西宮市優良事業所顕彰を受賞する。
兵庫県阪神南県民センターと近畿高エネルギー加工技術研究所の連携による『阪神南リーディングテクノロジー企業』に認定される。
「国際フロンティア産業メッセ 2017」に出展。 - 平成30年(2018)ひょうご産業活性化センターから成長期待企業に選定される。
「国際フロンティア産業メッセ 2018」に出展。
中小企業庁による2019年度の『はばたく中小企業・小規模事業者300社 生産性向上部門』に弊社が選定される。 - 令和元年(2019)「国際フロンティア産業メッセ 2019」に出展。
令和元年度 龍谷大学と「熱交換器」に関する共同研究を行う。
事業継続力強化計画の認定を近畿経済産業局から受ける。 - 令和2年(2020)「令和元年度補正・令和2年度補正 ものづくり生産性向上補助金」に応募・採用される。
「コロナ禍に対応するため全自動プレートフィン挿入機を導入し熱交換器の生産性を高める取組」。
令和2年度から3年度 大阪産業大学と「熱交換器」に関する共同研究を行う。
令和2年度 阪神南リーディングテクノロジー実用化支援事業として「ステンレスプレートフィンチューブ式熱交換器の熱効率の向上研究」が採択される。
経営力向上計画の認定を近畿経済産業局から受ける。 -
令和3年(2021)55周年に合わせ、井上ヒーター株式会社のSDGsへの取り組みを宣言する。
新型フィン「オクタゴン」の特許を申請する。
技術部に熱流体解析ソフトを導入し社内で解析をスタート、同時に技術部でリモートワークも始める。
日本政策金融公庫と池田泉州銀行とのコラボによる資本性ローンにより、全自動プレートフィン圧入機2号機目が完成。 -
令和4年(2022)引き続き、大阪産業大学と熱交換器に関する共同研究を行う。
「新進気鋭企業48選」に選出される。
「板フィン及び熱交換器」に関する実用新案が登録される。